LINKSTATIONのデータ救出
ちょうど2年前くらいに壊れたLINKSTATIONの修理をやったが、今回はもう少し面倒だった。
下記の作業については自己責任で行ってください。
(自信のない方はエックスグラビティにご相談いただければ、有料ですが対応します。データレスキューで100万近い金をとる会社もあって、もちろんHDD自体が壊れている場合はそういう金額もありですが、 そうでない場合は先にご相談いただければそういう会社と比較しても安価に対応いたします。)
前回はExt2Fsd(http://www.ext2fsd.com/)が役立ったが今回はこの手が使えない。なぜならファイルシステムがXFSになっているからだ。
今回のLINKSTATIONは起動すると警告音が鳴り続けている状態。
当然、ブラウザからのアクセスもできない。
早速Googleで調べてみると、まず今回のLINKSTATIONはXFSというLINUXなどで使われるファイルシステムを使っている。
XFSのディスクをWindows環境から読み出すソフトもあるが、日本語などには対応していないので今回は意味がない。
LINKSTATIONはいわば小型のLinuxPCなので、Linux環境を構築すれば読み出せると考えて、
Windows上にVMWareでUbuntu環境を作った。
しかし、ここまでやって気がついたことはVMwareは仮想PCなので、実PC上のディスクを読み出せない・・・。DVDドライブなどの実ドライブはマウントするので同じような方法で実HDDもマウントできるのでは?と考えて調べたところ、確かに方法があるようだが、VMWareのCONFIGをいじる必要がありそうなので諦めた。
そこで更に調べるとLINKSTATIONのHDDを取り出してPCに直結してKNOPPIXを利用すればKNOPPIXから読み出すことができるようだ。
早速試してみると確かにデータを読み出すことができた。
因みにKNOPPIXのxfs_repairを使えば、壊れたファイルシステムの修復をしてくれるようだ。
この時に上記のようにHDDをつないでKNOPPIXから下記コマンドを打つことで直る場合がある。下記コマンドを打つ場合は先にデスクトップに表示されている該当HDD領域を右クリックで「マウント解除」が必要。
sudo xfs_repair -Lv /dev/sdb6
↑/devsdb6 は環境によって異なるかも。KNOPPIX起動後にデスクトップにLINKSTATIONのHDD領域が表示されるので、そのデータ領域を上記のように指定すればOK。
KNOPPIX環境下で別のHDDにデータを移動する場合は移動先のHDDの状態を「writeable」に変更する必要がある。
これはデスクトップに表示されたHDDのアイコンを右クリックして変更することができる。
ここまでくればLINKSTATIONのデータを新しいHDDに退避させられる。
【備考】
退避後、LINKSTATIONが動くかどうかを確かめたい場合には上記のxfs_repair後、HDDをLINKSTATIONに接続し、電源をいれれば動くかわかる。
またLINKSTATIONが動作する状態で、ファームウェアのアップグレードなどを行なって失敗すると「ACP STATE FAILURE」という状態になるが、これは何かしらの理由でアップグレードが失敗した場合に、boot領域にゴミが残って、そのゴミがboot領域の空き容量を減らすために起こるらしい。
この状態になってしまうとファームウェアのバージョンアップができなくなるようだ。
この場合はacp_commander.jarというツールを使うと解決できるらしい。
ただ、私の環境ではなぜか解決しなかった。下記を実行する場合はJREがインストールされている必要があります。
java -jar acp_commander.jar -t -cb
上記以外にも例えば起動しなくなってしまったLINKSTATIONはtftpdなどを使ってシステムファイルを流し込むことで動くようにすることもできるようだ。
つまりHDDを交換してまっさらなHDDに設定し直すことができるということになる。
この場合はまずLINKSTATIONのファームウェアをBUFFALOのサイトからダウンロードする。
ダウンロードしたものを解凍してinitrd.imgとuImage.buffaloがあるのを確認する。
initrd.imgを別の場所にコピーしてinitrd.imgの拡張子を.zipにリネームする。
initrd.zipを解凍し、uImage.buffaloとinitrd.buffaloを取りだす。
※因みにこのZIPファイルにはパスワードがかけられているが、Googleで探すとパスワードが出てくる。いくつかパスワードがあるようで当たりが出るまで何回か試す必要がある。
OSがWindowsならTFTPDを起動して、タスクバーのTFTPDのアイコンを右クリックして設定画面で上記のuImage.buffaloとinitrd.buffaloのフォルダのパスを指定する。
その後、クロスケーブルでLINKSTATIONとPCを直結するかハブを経由して接続し、LINKSTATIONのスイッチを入れる。※この時にエラーランプがついたらLINKSTATIONを再起動してみる。
うまくいくとTFTPDから読み込まれてエラーランプが停止します。この時、TFTPDでバルーン表示が出ます。
その後、最初にダウンロードして解凍したフォルダにあるLSUpdater.exeを起動しLINKSTATIONを検索し、見つかったらPCのIPアドレスとサブネットマスクを次のように変更する。
IPアドレス :192.168.11.100
サブネットマスク:255.255.255.0
そしてファームウェアの更新を実行。これで無事に終わればOK。
参考URL
http://tr808.net/linux/nas/linkstation_firmware/
http://komono-nikki.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/linkstation-ls-.html
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